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【栃木】

日本人と外国人 意思疎通をスムーズに 「やさしい日本語」県が8言語版リーフレット

県が作製したリーフレット8言語の各版

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 大都市に限らず、地方都市でも外国人の定住者や観光客らが増える中、県は日本人と外国人のスムーズなコミュニケーションを目指した「やさしい日本語」の8言語版リーフレットを作製した。意思疎通の重要な手段として、やさしい日本語への関心が高まることが期待されている。(北浜修)

 リーフレットは「みんなで『やさしい日本語』!」=A4判四ページ。英語、中国語、フィリピン語、ポルトガル語、スペイン語、ベトナム語、ネパール語、タイ語と、八つの言語版がある。

 「やさしい日本語」は、日本語があまり得意ではない外国人や、日本語を勉強中という外国人でも分かるように、平易な言葉や表現に言い換えたり、書き換えたりしている。

 例として、断水時の給水所を知らせる表示の文章を紹介。「<水をもらうところ>○○市は 今 水が 出ません。いつ 水が出るかわかりません。国際公園で 水を もらうことが できます。お金は いりません(ただ です)。水を 入れる ものを 持って 国際公園に行ってください」と各言語で紹介している。「ことばを区切って書く」「難しいことばは使わない」などのアドバイスもある。

 やさしい日本語は、阪神大震災を機に、災害発生時に在日外国人の被災を減らす試みで始まった。今では地方都市でも、日本人と外国人がコミュニケーションをとる「共通言語」として、注目されている。

 県国際課によると、県内に暮らす外国人住民数(昨年末現在)は約三万五千人で、百十七の国・地域におよぶという。

 リーフレットは計二万部作製。県内の市町や国際交流団体、大学、日本語学校、図書館などに無料で配布している。同課では「外国人だけではなく、日本人にも目を通してほしい」と期待する。問い合わせは、県国際課=電028(623)2198=へ。

 

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