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【栃木】

<小森信道の東奔西走 自転車レース取材記> シクロクロス パワー向上でVつかめ

自転車を担いでシケインをクリアする小坂選手。ひと回り成長した今季、悲願の全日本選手権初優勝を狙う=11月25日、長野県で

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 自転車ロードレースの国内シーズンが終わりを告げるとともに、シクロクロスの国内シーズンが本格化している。

 シクロクロスはもともと、ロードレースの選手が冬季のオフ期間に行うトレーニングとして始まった。そのため、シーズンは九月から三月ごろまでで、ロードレースシーズンが終わる十一月以降、シーズンインする二月までの間にレースが集中している。

 競技は距離で争うロードレースとは異なり、時間制で行われる。コースは一周三キロ程度のオフロードの周回コースが用いられ、途中には階段やシケインと呼ばれる障害板など人工の障害物が設置されており、必ず降りて自転車を担がなければいけない区間が作られているのが特徴だ。

 このシクロクロスで、国内トップ選手として活躍しているのが、宇都宮ブリッツェン・シクロクロスチームの小坂光選手。小坂選手は、普段は宇都宮市役所に勤務しながら、シクロクロスの日本一を決める全日本選手権で、二〇一二年から五年連続で表彰台を獲得している。しかし、これまで優勝を飾ったことはなく、最高位は2位。十日に長野県南牧村で開催される今年の全日本選手権で、悲願の初優勝を狙う。

 初優勝に向け、小坂選手はオフシーズンにこれまでのロードレースではなく、パワーの向上を目指してマウンテンバイクのシリーズ戦に初参戦。パワーを向上させ、十月からシクロクロスの国内シリーズ戦を戦ってきた。

 その姿を取材してきて感じるのが、走りの力強さが確実に増しているということ。また、ミスやトラブルで遅れてしまっても慌てず、きっちり立て直す精神的な成長も見られるようになった。

 今年は、これまでで最も日本一に近い場所にいる。個人的には、そう感じている。

 

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