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【栃木】

ハイスクールフェスの飲食で優勝 「とちぎ高校生蔵部」が市長に喜び報告

鈴木俊美市長(左から5人目)に「これからも活発に活動を」と激励された高校生たち=栃木市役所で

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 栃木市でまちづくりに励む高校生サークル「とちぎ高校生蔵部(くらぶ)」が二十七日、市役所を訪れ、十一月に開かれた「とちぎハイスクールフェスティバル」の飲食販売コンテストで優勝した喜びを鈴木俊美市長に報告した。地産食材を組み合わせたメニューでの栄冠獲得に、メンバーは「いろいろな方に協力してもらったのが勝因」と語った。 (吉岡潤)

 同フェスティバルは、県内の高校生の交流を目的として初めて企画され、十二団体、約百人の生徒が参加した。飲食販売は七団体が出店。商品の企画、具材の仕入れ、販売ブースの装飾まで全工程を三万円以内にまとめるルールに従い、独自メニューで競った。

 蔵部は、ジャガイモ入り焼きそばをトルティーヤで巻いた「ヤキソヴァーヤ」と、大平のぶどうジュースをサイダーや温かい紅茶で割って飲む「うずま川」を考案。「高校生が作ったとは思えないほどおいしい」という声もあったそうで、プロの料理人ら審査員三人と来場者の投票でトップになった。

 市内の農家や企業の協力を得て、麺やソース、野菜などの具材を調達した。リーダーの鹿沼高校二年で市内に住む山根侑也(ゆうや)さん(17)やメンバーは「栃木市をアピールしたいという思いで魅力を詰め込んだ。みなさんが快く協力してくれた」と声を弾ませた。

 蔵部は二〇一四年四月に活動を始めた。一三年度の市の事業「若者の居場所づくり検討会」に参加した高校生らが「自分たちが考えたことを実現し、まちを元気にしたい」と、学校の枠を超えて結成。サークル名は「蔵の街」にちなむ。

 現在は約三十人。市内にある高校の合同文化祭などの企画や運営などを手掛け、高校生の視点でまとめた市内の散策マップもこれまでに二回制作した。第三弾は日本語版に加え、英語版も予定しているという。

 山根さんは宇都宮市のフェスティバル会場で同市の男性に「もっと栃木市のことが知りたい」と言われたのがうれしかったという。「今後もさらに魅力を発信していきたい」と語った。

 

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