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【栃木】

<小森信道の東奔西走 自転車レース取材記> ブリッツェン・小坂選手 今季王座ほぼ手中に

好調時の走りにはほど遠いながらも、しっかり優勝を飾った小坂選手。JCXシリーズ王者獲得に向け、残り2戦の走りにも期待したい=24日、滋賀県草津市で

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 自転車シクロクロスの国内シリーズ戦、ジャパンシクロクロス(JCX)シリーズ第十戦「関西シクロクロス烏丸半島」が二十四日、滋賀県草津市の烏丸半島で開催された。

 十日の全日本シクロクロス選手権大会で初優勝を飾り、悲願の日本王者となった宇都宮ブリッツェン・シクロクロスチームの小坂光選手。その後、少しの休息をとり、今季もうひとつの目標に掲げているJCXシリーズチャンピオン獲得に向け、今レースから再始動した。

 今レースは、全日本選手権で競り合ったライバル選手が海外遠征などで軒並み不在。出場選手の顔ぶれを見ても、小坂選手は日本王者らしく圧倒的な走りで勝利を収めなければいけない。

 しかし、ゼッケン一番で先頭からスタートできるはずの小坂選手は招集時間に遅れ、4列目からのスタートを余儀なくされる初歩的なミス。

 後方からスタートした小坂選手は、抜きどころの少ないコースで前方を走る選手たちに進路をふさがれ、2周目まで9番手前後を走る苦しい展開となった。

 それでも3周目に半ば強引に前方の選手たちをかわして先頭に立つと、ようやく自分のペースでレースを進められるようになり、その後は一度も先頭を譲ることなく優勝を飾った。

 初歩的なミスに加え、日本王者らしい圧倒的な走りを見せるまでには至らなかった小坂選手だが、この日の勝利でJCXシリーズのポイント争いでライバル選手を引き離すことには成功。二シーズンぶりとなるシリーズチャンピオンの座は、ほぼ間違いない状況となった。

 JCXシリーズの残り二戦は、海外遠征などで不在だったライバル選手も出場することが予想される。小坂選手には日本王者らしい走りで競り勝ち、有終の美を飾ってほしいところだ。

<レース概要> 琵琶湖にせり出した滋賀県草津市の烏丸半島が舞台。コースは基本的に平たんながら、盛り土の斜面区間が選手たちを苦しめる。

 

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