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【栃木】

県伝統工芸品 新たに3件指定

長竹敏夫さんの佐野武者絵のぼり

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 県は、県内の風土や人々の暮らしの中で育まれ受け継がれてきた「県伝統工芸品」に、鹿沼箒(ほうき)の会(鹿沼市)の「鹿沼きびがら細工」、長竹(ながたけ)敏夫さん(佐野市)の「佐野武者絵のぼり」、渡辺哲夫さん(宇都宮市)の「大谷石細工」を追加指定した。

 鹿沼きびがら細工は、鹿沼市が産地となっている箒の材料などで作る。箒の編みの技術を取り入れ、十二支やツル、カメなどを形作る。温かみのある素朴な風合いが特徴。

 佐野武者絵のぼりには江戸時代から続く伝統があり、端午の節句に飾られる。一九八六年に指定された別の製作者の品が二〇〇一年に解除されたが、長竹さんによって「復活」した。

 宇都宮市大谷町付近で採掘される大谷石を使った大谷石細工は、落ち着いた色調や風雅な肌合いが特徴。指定は渡辺さんで二件目。

 県伝統工芸品は三件が追加された一方、山本清さん(那珂川町)の「寒竹(かんちく)工芸」の指定が解除され、五十八品目七十三件となった。

 このほか、伝統工芸品の製作に高い技術を持って携わる「県伝統工芸士」に、五人が追加認定された。

 「日光下駄(げた)」の多田幸(ゆき)さん(宇都宮市)、「天明(てんみょう)鋳物」の栗崎総一郎さん(佐野市)、「野州(やしゅう)てんまり」の森田裕紀子さん(宇都宮市)、「佐野の生(いき)人形」の柳誠さん(佐野市)、「結城紬(つむぎ)」の古沢真由美さん(小山市)。県伝統工芸士は五人を含めて百八十九人となった。

  (高橋淳)

渡辺哲夫さんの大谷石細工

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鹿沼箒の会の鹿沼きびがら細工(いずれも県提供)

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