東京新聞のニュースサイトです。ナビゲーションリンクをとばして、ページの本文へ移動します。

トップ > 栃木 > 記事一覧 > 1月の記事一覧 > 記事

ここから本文

【栃木】

宇都宮の「どる屋」開発チョウザメラーメン 那珂川町の馬頭高が養殖、生徒と試食会

落合さん(中)からラーメンの盛り付けを習う生徒たち=いずれも那珂川町で

写真

 宇都宮市中央のラーメン店「らあめん厨房(ちゅうぼう)どる屋」の店長落合泰知さん(58)が、那珂川町の県立馬頭高校水産科が養殖する、キャビアで知られるチョウザメを使ったラーメンを開発した。同校水産科実習場で試食会が開かれ、飼育・研究に取り組む二、三年生七人が「チョウザメでラーメンなんて…」と驚きながら絶妙な味を堪能した。ラーメンは同店で二月から限定販売される。 (小川直人)

 海のない栃木の食材を使ったラーメン作りに取り組む落合さんは、アユでだしをとるラーメンなどを手掛けてきた。フランス料理でチョウザメの骨髄を使ったソースがあることを知り、ラーメンのスープへの応用を思い付いた。

 入手先として二十年ほど前から養殖に取り組む馬頭高を紹介された。同校は数年前からキャビアの採卵にも成功している。昨年十二月に同校に連絡したところ「身も使えないか」と提案され、レシピを考案。スープのだしに使う量などを試行錯誤して完成させた。

 ラーメンはチョウザメの骨髄や一夜干しの身などでだしをとる。キャビアをのせた刺し身とカルパッチョを別の皿で付ける。「黄金のチョウザメラーメン」(千百円)と命名し、二月十七日から三日間、数量限定で販売。その後も限定販売を続けるという。

 販売を前に生徒たちの感想を聞こうと試食会を企画。生徒たちは落合さんの指導で、ラーメンや刺し身の盛り付けなども体験した。

 落合さんは「味には自信がある。あっさりとした味で、子どもから大人まで楽しめると思う」とラーメンを紹介した。

 試食した二年の岡島佑樹さん(17)は「くせがなく、味も柔らか。おいしいラーメンになってびっくり」と笑顔。

 担当の長山佐知子教諭も「イタリアンやフレンチで使われることが多いので驚いた。栃木県のお店が使ってくれることもうれしい」と、ラーメン店からの、地元産チョウザメ発信に期待していた。

 

この記事を印刷する

東京新聞の購読はこちら 【1週間ためしよみ】 【電子版】 【電子版学割】

PR情報