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【栃木】

日本とハワイ結ぶ歌声  友好親善ソング初披露

足利銘仙を仕立て直した衣装でハワイとの友好親善ソングを歌う大塚さん=足利市で

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 足利市のご当地アイドル「渡良瀬橋43」の大塚みかさん(20)が市内でライブイベントを開き、米ハワイと日本の友好親善ソング「愛の唄−A Song of Love」を初披露した。曲は同市のNPO法人「スタイリッシュライフ」がハワイとの交流促進のために取り組んでいるプロジェクトの一環で制作された。3月にハワイで開かれる日本とハワイの文化交流イベント「第24回ホノルルフェスティバル」で大塚さんが歌う。(吉岡潤)

 大塚さんは昨年三月、足利PR隊の一員としてフェスティバルに参加。ステージは好評で、さらに現地で話題になったのが大塚さんのステージ衣装だった。かつて足利で盛んに生産され、今は作られていない絹織物「足利銘仙」の古着を仕立て直したもので、日本からの移民が着物を作り直したのが起源とされるアロハシャツの歴史と重なり合ったからだ。

 そこから、日本人のハワイ移住が始まって百五十年となる今年のホノルルフェスティバルに向け、足利銘仙柄の生地をハワイに運んでアロハシャツを製作する「足利銘仙アロハプロジェクト」の企画が具体化。同時に友好親善ソングの制作が進められてきた。

 作曲はハワイ在住のミュージシャン、チナ・ヴォイノヴィッチさん(15)、作詞をスタイリッシュライフ専務理事の江黒俊介さん(44)が担当。BoAさんら有名アーティストに楽曲を提供している南俊介さんが編曲した。波の音を思わせる曲に乗せ、ハワイで希望を抱いて未来を見つめる愛し合う二人の姿などが歌われている。

 「あなた着るシャツ 着物ほどいて仕立てたの」という一節もあり、江黒さんは「日系移民の皆さんへのオマージュであり、これからの友好を願う気持ちを込めた」と説明。大塚さんは「歌っていると、移民が始まった当時のことが感じられる気がする。すてきな曲。もっと上手に歌えるようになり、ハワイと日本をつないで未来を切り開きたい」と話した。

 銘仙柄のアロハシャツは二月中に完成予定。大塚さんは、ホノルルフェスティバル初日にハワイ州知事公邸で開かれる昼食会でデービッド・イゲ州知事夫妻にシャツを贈呈する大役も担う。「今からドキドキしています」とほほ笑んだ。

 

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