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【栃木】

新庁舎構想 木造・木質化で鹿沼らしさ 切り妻屋根採用

提案された新庁舎全体のイメージ図

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 老朽化が進んだ現市庁舎の建て替えを計画している鹿沼市は「木のまち鹿沼」をアピールしようと、県内でも珍しい木造・木質化の新庁舎建設を検討している。周囲の落ち着いた景観に配慮し、山の形をした切り妻屋根の採用も構想に浮かぶ。今後、基本設計の策定に入り、二〇二〇年一月に着工する予定。

 一九五八年に建設され、増改築が繰り返された現庁舎は、老朽化が進み、耐震強度も不足している。駐車場の不足や洋式トイレが少ないことに、来庁者から不便の声もあった。

 新庁舎は現在の敷地内に建設し、延べ床面積は一万二千平方メートル以下、建設費は六十億円以内を見込んでいる。公募型プロポーザル方式で五社の中から、建築設計事務所「佐藤総合計画」(東京都墨田区)を基本設計の委託業者に選んだ。

 同社が示した基本設計の提案では、庁舎のシンボルとなるのが、入り口から正面に配置される木造二階建ての議会棟。独立した木造の議会棟は、現在、県内でも例がないという。

 このほか、行政棟についても鉄骨造りの表面に木を張り付ける木質化を進め、「木のまち鹿沼」の象徴的な建物とする。六階建てだが、最上階は機械室で、実質五階建て。切り妻屋根を採用し、隣接する今宮神社と一体化するようなデザインという。

 基本設計は、同社の提案に沿って、市民を交えたワークショップなどを開き、策定される。その後、より詳細な実施設計に入る。(原田拓哉)

 

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