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【栃木】

<小森信道の東奔西走 自転車レース取材記> 五輪出場枠争い 国別ポイントを稼げ

アジア選手権の日本代表に選出された宇都宮ブリッツェンの小野寺選手。チームでの活躍はもちろん、日本代表として今後のUCIポイント獲得にも期待がかかる=昨年7月、大田原市で

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 韓国で九日に開幕する平昌冬季五輪が目前に迫り盛り上がりを見せるなか、日本自転車ロードレース界も、二〇二〇年の東京五輪に向けて強化を続けている。

 八日からミャンマーで開催されるアジア選手権の日本代表選手が発表され、宇都宮ブリッツェンからは小野寺玲選手が選出された。

 五輪におけるロードレースの出場枠は、他の競技にあるような開催国枠は存在しない。出場枠は、国際自転車競技連合(UCI)が定めた期間内での国別ポイント順位で決定される。

 前回のリオデジャネイロ五輪の際は、国別順位1〜5位の国・地域が五人、同6〜15位の国・地域が四人。それ以下は各大陸ランキングの順位に応じて出場枠が割り当てられ、日本はアジア3位で二枠を得た。

 東京五輪で日本がさらなる出場枠を獲得するには、とにかくUCIポイントを獲得し、国別順位15位以内、もしくは大陸ランキング1位になる以外に道はない。

 しかし、ここで問題なのが、日本籍チームの外国人選手が獲得したUCIポイントは、その選手の出身国に加算されてしまうこと。即戦力の外国人選手を補強してチームが結果を残しても、それが五輪での日本の出場枠に直結しないのだ。

 それだけに、日本という国を背負って出場し、UCIポイントの大量獲得も可能なアジア選手権は非常に重要になる。今回の結果は、まだ出場枠の数の決定には影響しないが、ポイント加算が始まる来るべき期間に向けての強化と考えると少しも気が抜けない。

 同時に、各チームで出場するUCIレースでの、日本人選手のポイント獲得も必須。特に、オール日本人で挑む宇都宮ブリッツェンは獲得ポイントがすべて日本に加算されるため、大きな期待がかかることになるだろう。

 

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