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【栃木】

オリジナルの甘酒完成 自社水田 育てた米使う

完成した甘酒と、島田嘉紀社長=佐野市で

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 江戸時代の初期に創業という県内で最も古い歴史を持つ酒蔵、第一酒造(佐野市)が、県がJRと今年取り組む全国観光キャンペーンに合わせオリジナルの甘酒を完成させた。

 商品名は「蔵人が育てた米で造った甘酒」。同酒造は2ヘクタールの自社水田を持っており、この3分の1を利用し、昨春から「あさひの夢」と呼ぶ米を栽培した。

 昨秋、収穫後、蒸した米に、こうじ菌を振り掛け米こうじを造り、これに、蒸した米、水を加えタンクで熟成した。酵素の働きで米のでんぷんが分解され甘くなるという。

 この甘酒は、酒かすに、砂糖を加え溶かしたタイプの甘酒と異なり、原料の段階からアルコールが発生しない。このため幼児も含め、アルコールが飲めない人も楽しめるという。

 甘酒は栄養分に富むため、「飲む点滴」とも呼ばれる。温めて飲むとおいしいため、冬の飲み物と思われがちだが、俳句で、甘酒は夏の季語になっているように、夏バテにも有効という。同酒造では、イチゴをつぶして果汁をつくり、甘酒とロックで飲むことや、レモンを搾って加えた、爽やかな甘酒も提案している。

 今回、2500本を製造。料金は900ミリリットル入り972円、500ミリリットル入り756円(いずれも税込み)。

 島田嘉紀(よしのり)社長(52)は「自社の水田で実った米100%でつくった安全、安心な甘酒。米から熟成された自然な甘さを味わってほしい」と呼び掛けている。

 今後、県のアンテナショップや県内の百貨店、スーパーなどで販売する予定。問い合わせ先は、第一酒造=電0283(22)0001=へ。

 

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