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【栃木】

インフル県内で猛威 1医療機関当たり患者数「40人超」

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 全国的に大流行しているインフルエンザが、県内でも猛威を振るっている。各医療機関から報告される一週間の患者数は一月中旬に「警報レベル」の三十人を突破してから高い水準で推移し、調査開始以来初めて、三週連続で四十人を超えた。直近の一週間は三十五人台に下がったものの、流行が収束に向かうかどうかは予断を許さず、引き続き注意が必要だ。 (高橋淳)

 県によると、県内では七十六カ所の医療機関を「定点」とし、毎週報告される患者数から動向を把握している。直近の二月五〜十一日の一医療機関当たりの報告患者数は三五・四九人。前週(一月二十九日〜二月四日)の四一・七四人より減ったが、国の警報レベルの基準は上回ったままだ。

 保健所の管内別では、県北が五〇・一四人と最も高かった。他地域も県東を除いて前週より減ってはいるが、二十四〜三十五人台と高水準にとどまる。

 県全域では、一月十五〜二十一日に報告患者数が四一・三人に急増し、二季ぶりに警報レベルを超えた。翌週(同二十二〜二十八日)は四二・七九人とさらに増加した。その次の週の四一・七四人と合わせて三週連続で四十人を超えたのは、一九九九年四月に統計を取り始めてから初めて。これまでは二〇〇五年の二週連続が最長だった。

 直近の一週間に報告された患者は、十九歳以下が七割を占める。公立学校でインフルエンザにより学校全体や学年・学級単位で休んだ件数は、十五日までで五百九十六件。前年同期の約一・五倍、二年前の同期の約二・四倍に増えている。

 県によると、流行の今後は見通せない状況といい、県健康増進課の担当者は「収束に向かうのか、再び拡大するのか、何とも言えない」と話している。

 インフルエンザは、せきなどにより飛び散ったウイルスを吸い込んだり、ドアノブなどウイルスが付着した場所に触れたりして感染することが多い。県は、せっけんを使った手洗いや指の消毒、適度な湿度(50〜60%)管理、外出時のマスク着用などを呼び掛けている。

 

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