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【栃木】

那須拓陽高が環境大臣賞 全国学校・園庭ビオトープコン

那須塩原市長特別賞の賞状と盾を受け取った那須拓陽高の生徒代表の5人(前列)=同市役所で

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 日本生態系協会の「全国学校・園庭ビオトープコンクール2017」で那須塩原市の那須拓陽高校が環境大臣賞を受賞した。生徒代表五人が同市役所を訪れ、受賞を報告した。

 同校は七年前から学校農場でビオトープを整備。ビオトープを活用し、絶滅の危機にひんする国の天然記念物・ミヤコタナゴの野生復帰を目指す活動に取り組んでいる。

 生徒の先輩たちは、農場内で埋もれていた池を復元させ、農場の水田につながる水路を整備してきた。現在は一、二年生の有志十数人が、池や水路を改良しながら、ミヤコタナゴが生息できる環境を目指して、ミヤコタナゴが卵を産み付ける二枚貝「マツカサガイ」の繁殖試験などを手掛けている。

 生徒代表の五人は農業経営科の二年生で、スライドを使ってビオトープの整備の経過やカモやカワセミといった野鳥が飛来している状況を紹介。「農業や物質循環を学ぶ場であり、憩いの場にもなっている」と説明し、ミヤコタナゴの野生復帰は「まだ先になると思うが、今できることを精いっぱいやって後輩につなげたい」と報告した。

 市は受賞をたたえ、同校に市長特別賞を贈った。君島寛市長は「皆さんのような若い人たちが頑張って、環境や農業を守っていってほしい」と激励した。

 報告した仁平陵賀(りょうが)さん(16)は「将来的に仕事をしながら環境活動も続けていきたい。(特別賞は)地元で評価されてうれしい」と話した。 (小川直人)

 

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