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【栃木】

北斎が描いた郷土 映像化 わがまちCMコンテスト「最優秀賞」

最優秀賞の表彰を受ける(右から)中島太郎さんと宗村真一さん=足利市で

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 「わがまちCMコンテストとちぎ大会2017」の表彰式が足利市の「ユナイテッド・シネマ」で開かれた。県内各地のまちの魅力を30秒の映像で表現する「一般部門」で、同市の市民団体「緑がおいしい北の郷(さと)探偵団」と「ドローン・ワークス足利」が共同制作した「北斎が来て、観(み)て、描いた北の郷」が最優秀賞に輝いた。 

 大会は、県内外で住民参加の「まち映画」の制作に携わる藤橋誠さんらでつくる実行委員会と関東総合通信局などが開いた。「一般部門」に県内各地から38点、足利市内の各種店舗を30秒でPRする「あしかがお店紹介部門」に13点の応募があった。

 「北斎が来て」はタイトル通り、江戸時代の浮世絵師、葛飾北斎が足利の風景を題材に筆をとった3作品について「どこから観(み)て、描いたのか」を調べ、映像化した。郷土史を研究している中島太郎さん(54)やドローンによる空撮技術を持つ宗村真一さん(65)らが協力し、「行道山浄因寺(ぎょうどうさんじょういんじ)」周辺などの美しい景色の映像と北斎の絵を対比させた。

 中島さんは「北斎が同じまちの絵を3枚も描いているのは珍しい。多くの方に知っていただき、まちおこしにつなげたいと考えた。こんな賞をいただけるとは思わなかった」と喜んだ。

 お店紹介部門は、北仲通りのおでん屋「もっくもっく」が最優秀賞を獲得。木村沙和さん(35)が、仕込みに精を出す夫の勲武(いさむ)さん(36)と店を訪れる客の旅人(勲武さんの二役)の姿を撮影した。音楽や語りはなく、料理の音と旅人の足音が心地良く耳に響く。

 受賞作は「わがまちCMコンテスト2017」でネット検索できる。 (吉岡潤)

 

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