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【栃木】

直木賞受賞の門井さん祝福 市民賞と知事特別表彰

うつのみや市民賞を贈られた門井さん(左)と佐藤市長=宇都宮市役所で

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 宇都宮市と県は二日、第百五十八回直木賞を受賞した同市出身の作家門井慶喜さん(46)に、うつのみや市民賞と知事特別表彰をそれぞれ授与した。「餃子(ぎょうざ)のまち」を掲げる市は、ギョーザ百人前を贈って祝福した。 (北浜修)

 門井さんは大阪府寝屋川市在住。群馬県桐生市に生まれ、幼少期は宇都宮市で育った。宇都宮東高、同志社大を卒業。宇都宮市へ戻り、市内にキャンパスがある帝京大の職員として勤務する傍ら、執筆した。受賞作は「銀河鉄道の父」。童話作家で詩人の宮沢賢治を父親からの視点で描いた。

 市役所で市民賞の表彰式があった。佐藤栄一市長は「市民の誇り。宇都宮は読書のまちとして、子供たちに読書を勧めている。宇都宮の子供たちは読書が好き。(直木賞の)受賞は子供たちの励みになり、目標となった」とたたえた。

 これに対して門井さんは「子供たちが読書好きと聞き、心強く思った。宇都宮は人が温かい。いまは大阪で執筆しているが、ちょくちょく宇都宮に帰って来ます」と応じた。市はギョーザ百人前も贈呈し、佐藤市長がパネルを手渡した。

 これに先立ち県庁では、知事特別表彰の表彰式があり、門井さんは福田富一知事と懇談。受賞作に込めたメッセージを問われ、「テーマは父と息子、普遍的な親子の悩み。親も子も悩んでいい。悩むことは生産的な行為で、非生産的ではない。それがメッセージと言える」と答えた。

 福田知事は「今後大いにご活躍を」とエールを送っていた。

 

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