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【栃木】

トイレぴかぴか 心も磨く 横川中の生徒有志ら

たわしで床をこする生徒たち=宇都宮市で

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 トイレ掃除を通じて、ものを大切にする気持ちや感謝の心を育もうという会が四日、宇都宮市立横川中学校であった。生徒有志が日頃使っているトイレをぴかぴかにし、心も磨いた。

 生徒会が「トイレ清掃に学ぶ」と題して企画。掃除を通した人づくりに取り組むNPO法人「日本を美しくする会」(東京)の活動を県内で実践する「栃木掃除に学ぶ会」が協力した。

 一、二年生約四十人が参加し、学ぶ会のメンバーら約三十人と一緒に、五カ所のトイレを五班に分かれて隅々まで磨いた。

 メンバーから借りたたわしややすりを持って便器と向かい合い、無心で手を動かした。手の届かない細かい所は、歯ブラシできれいに。こびり付いたしつこい汚れは、マイナスドライバーでそぎ落とすほどの徹底ぶり。床には洗剤と水をまいて、たわしで入念に磨き上げた。

 さすがに時間がたつと「腕が痛い」と悲鳴を上げたが、掃除を始めてから約二時間後、見違えるようにきれいになったトイレを見て、うれしそうな表情を浮かべた。

 企画を発案した一年の石山和(なごみ)さんは「みんな一生懸命に掃除をしてくれた。とても大変だったけど、きれいになると気持ちが良くて笑顔になった」と充実の表情。同じく発案者の一年、岡田歩優(ふう)さんは「学校のものを大事にする意識を高めていければうれしい」と話した。

 学ぶ会の代表世話人、原田孝之さん(44)=野木町=は「嫌なことから逃げないことが大切。自らすすんで参加した子どもたちは勇気がある。トイレ掃除から、きっと何かを感じてもらえるはず」と期待を込めた。 (高橋淳)

 

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