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【栃木】

ニホンライチョウ、人工繁殖へ 那須どうぶつ王国

順調に育ったニホンライチョウの雌=那須町で(那須どうぶつ王国提供)

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 国特別天然記念物で絶滅危惧種のニホンライチョウの雌一羽を飼育している那須どうぶつ王国(那須町)は、大町山岳博物館(長野県大町市)から今月下旬に雄一羽を迎え入れ、人工繁殖に取り組むと発表した。

 同園は昨年七月、同博物館から移送されてきた卵のふ化に成功。後の検査で雌と判明したひなは、現在、体長約三〇センチ、体重約六三〇グラムに成長している。

 迎え入れるのは、同博物館で昨年六月にふ化した雄。

 人工飼育と繁殖は、環境省の「ライチョウ保護増殖事業計画」に基づいて進められている。同園での「婿入り」による人工繁殖は、二月に開かれた「ライチョウ保護増殖検討会」の会合で決定した。

 同園によると、二羽はまず柵越しにお見合いさせるなどしてペアリングを進める。順調なら繁殖期の五〜六月に産卵する可能性があるという。

 同園の担当者は「責任感を感じているが、どんな雄が来るのか楽しみでもある。初めてのことなので、慎重に対応して良い結果につなげたい」と話している。 (小川直人)

 

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