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【栃木】

<小森信道の東奔西走 自転車レース取材記>変革へJPTプロ化 JBCF体制一新

新理事長に就任した片山氏(前列中央)を中心に40〜50代の役員で固められた新体制。国内ロードレース界を大きく変革させることに期待したい=10日、東京都で

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 自転車ロードレースの宇都宮ブリッツェンや那須ブラーゼンが主戦場とする国内ツアー戦、Jプロツアー(JPT)を主催運営する全日本実業団自転車競技連盟(JBCF)が十日、新体制と事業方針の発表を行った。

 発表された来年度の役員は、新理事長に元F1ドライバーで「Team UKYO」のオーナーでもある片山右京氏、副理事長に近代ツール・ド・フランスを日本人で初めて走った今中大介氏が就任。

 ブリッツェンのゼネラルマネージャーで理事を兼任していた広瀬佳正氏が専務理事に、そのほか六人の理事もほぼ一新され、これまでの六十〜七十代が中心だった体制から四十〜五十代中心の体制に若返った。

 ここまでの一新に、驚きを隠せないのが正直なところではある。しかし、これまでの体制は旧態依然としていて、社会情勢の変化に応じて変革を行えていなかったのも事実。

 「自転車畑」で育ってきていない片山氏が理事長になり、周りを固める理事が柔軟に物事を考えられるであろう四十〜五十代になったことで、大きな変革を行ってくれるのではないかと期待している。

 その片りんは、新体制発表の後に行われた事業方針発表で早くも見てとれた。その最たるものが、JPTのプロリーグ化だ。

 これまでのJPTは、国内最高峰のツアー戦でありながら、選手の参加料と競輪の補助金が主な運営資金で、大きな収益を上げているとはお世辞にも言えない状態。

 プロリーグ化にかじを切ることでその部分にメスを入れ、競技力の向上とスポンサー料や放映権料などの収益の向上の両方を実現していく。

 プロリーグの本格スタートは二〇二一年を予定。それまでにどんな変革が起きるかに注目したい。

 

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