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【栃木】

公示地価 宇都宮、小山の住宅地が26年ぶり上昇

県内の商業地で最も地価が高かった宇都宮市池上町の周辺

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 国土交通省が二十七日に発表した県内の公示地価(一月一日現在)は、宇都宮、小山両市の住宅地の平均変動率がともに一九九二年以来、二十六年ぶりに上昇へ転じた。商業地でも、小山市は二十六年ぶりに上昇し、宇都宮市は二年連続で上がった。

 県内の調査地点は住宅地三百五十、商業地九十六、工業地二十の計四百六十六地点。全地点の平均変動率は、前年比マイナス0・7%となり、二十六年連続で下落したが、下落幅は六年連続で縮小した。

 上昇は七十一地点、横ばいは七十三地点、下落は三百二十二地点。前年と比べ、下落地点が占める割合は75・9%から69・1%に減った。上昇地点は12・2%から15・2%へ、横ばい地点は11・9%から15・7%へと増えた。

◆住宅地

 三百五十地点の一平方メートル当たりの平均価格は前年比マイナス0・8%の三万五千百円。下落幅は0・2ポイント縮小した。

 地価が最も高かった地点は宇都宮市宿郷五の一平方メートル当たり十二万四千円。上位五地点はいずれも同市内だった。

 市町別の平均変動率は、宇都宮、小山両市が前年から0・2%伸び、二十六年ぶりに上昇へ転じた。他の市町はマイナスだった。下落幅は茂木町(2・9%)が最大で、那須烏山市(2・7%)が続いた。

 県は「県央や県南の市街地を中心に需要が堅調で、地価の上昇、横ばい地点が増えている一方、人口減や高齢化が進む県東部などでは需要が低迷している」と分析している。

◆商業地

 九十六地点の一平方メートル当たりの平均価格は前年比マイナス0・6%の七万四百円。下落幅は0・3ポイント縮小した。最高地点は宇都宮市池上町の一平方メートル当たり三十一万七千円。上位五地点はいずれも同市内だった。

 市町別の平均変動率は、宇都宮市がプラス0・6%と二年連続で伸び、小山市はプラス0・1%と二十六年ぶりに上昇へと転じた。下野市、高根沢町は横ばいだった。他の市町はマイナスで、下落幅は大きい順に茂木町(3・7%)、那須烏山市(3・6%)など。

 郊外型店舗や大型店が並ぶ商業地域などと比べ、旧来の商業地は衰退が進み、下落幅は大きい傾向にあるという。 (北浜修)

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