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【栃木】

<センバツ甲子園>国学院栃木、猛追及ばず 強豪智弁和歌山に健闘

グラウンドを去る国学院栃木ナイン=甲子園球場で

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 第90回記念選抜高校野球大会(兵庫県西宮市・甲子園球場)で、国学院栃木は三十日、3回戦で優勝候補の一角と目される強豪の智弁和歌山(和歌山)に挑んだが、4−7で敗れた。0−7から終盤に追い上げたものの、及ばなかった。

 エースの水沢龍太朗投手が3戦連続で先発し、2回で5失点を許した。継投でつないだが、五回までに2点を追加される一方、打線は2安打のみに封じられるなど苦しい展開が続いた。

 七回にようやく1点を返して反撃を開始。八回は近藤翔真選手の適時打で1点を挙げ、さらに2死一、三塁の好機で主軸の一人、毛塚大陽選手が2点三塁打を放ち、スタンドを沸かせた。後続が抑えられ、18年ぶりに出場した今大会での8強入りは逃した。

◆守りで崩れた

<国学院栃木・柄目監督> 本当に悔しい。守りで崩れたのが大きい。夏に向け練習の質を上げないといけない。

<同・大久保主将> 一回の失点がそのまま響いた。

<同・渡辺投手>(2番手で3回2失点) 甘い球を普通に打たれた。

<同・宮投手>(3番手で登板) 常に流れを持って来る投球を心掛けている。

<同・毛塚右翼手>(八回に2点三塁打) 落ちてよかった。

◆「勇気もらった」知事ら、健闘たたえる

 県内からは、国学院栃木の戦いぶりをたたえる声が上がった。

 福田富一知事は「最後まで諦めない、選手全員のひたむきなプレーは、県民に勇気と感動を与えてくれた」とコメントした。

6回から3番手で登板し好投する国学院栃木の宮投手=甲子園球場で

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 宇田貞夫県教育長は「ナインの熱闘は、本県高校生のたくましさを示してくれた。大会で得た経験を糧として、さらなる成長を」とエールを送った。

 国学院栃木の地元・栃木市の鈴木俊美市長は「ナインの甲子園での活躍は、市民にたくさんの勇気と感動を与えてくれた。ありがとう、そしてお疲れさまでした」とねぎらった。

◆「3本の矢」宮投手3試合連続無失点

 国学院栃木は3試合連続で水沢、渡辺、宮の3投手が継投。チームが誇る「3本の矢」の中で、六回から登板した背番号10の左腕の宮が特に光った。

 八回まで毎回、安打を許したが、切れのある直球とスライダーが要所で決まった。1回戦から3試合連続無失点と抜群の安定感をアピールした。

 負けた悔しさをあらわにした柄目監督も「宮の好投が春の収穫」と評価。宮は「もっと真っすぐを磨き、先発完投型の投手を目指す。夏は背番号1を背負って甲子園に帰ってきたい」と誓った。

 

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