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【栃木】

<小森信道の東奔西走 自転車レース取材記> ツール・ド・とちぎ 貫いた攻撃的精神

個人総合時間で3位となった増田選手(右)。チームとして目標とする優勝には届かなかったが、全ステージで攻撃的姿勢を貫いたことはこの後のレースに生きるはずだ=3月25日、真岡市で

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 県内で三月二十三〜二十五日の三日間にわたり、国際自転車競技連合(UCI)公認の国際レース、「ツール・ド・とちぎ」が開催された。

 宇都宮ブリッツェンは増田成幸、鈴木譲、鈴木龍、雨沢毅明、小野寺玲、岡篤志の六選手がメンバー入り。最も名誉ある個人総合時間での優勝を目標にレースに挑んだ。

 二十三日の第一ステージは、栃木市の渡良瀬遊水地に設定された七・二キロのコースを周回する個人タイムトライアルで争われた。ブリッツェンは増田選手が2位、岡選手が4位とまずまずの滑り出しを見せる。

 小山市から日光市までの百五キロで争われた二十四日の第二ステージ。ブリッツェンは個人総合時間の逆転を目指し、鹿沼市と日光市にまたがる山岳地帯で総攻撃を仕掛けた。

 しかし、下りで岡選手がコースアウトするなど小さなミスが重なり、鈴木譲選手がステージ3位で個人総合6位に浮上したものの、増田選手は個人総合2位のまま、岡選手は9位に順位を下げた。

 那須町から真岡市の百四十七キロで争われた二十五日の第三ステージ。この日もブリッツェンは山岳地帯で総攻撃を仕掛けて個人総合首位の選手に揺さぶりをかけ、終盤には岡選手が単独で抜け出して逃げ続ける展開をつくったが、最後は大集団のゴールスプリントにまとめられてしまい、小野寺選手がステージ14位。

 最終的に、個人総合時間で増田選手が3位、鈴木譲選手が6位、岡選手が9位とトップ10に三選手が入ったが、目標としていた優勝は果たせなかった。

 望む結果には届かなかったが、三日間とも攻撃的姿勢を崩さず攻め続け、レースを動かし続けたことは評価できる。その姿勢は、この後の戦いで必ず生きてくるに違いないと感じている。

<レース概要> 今年で2回目の開催となる国際レース。全日程を最短時間で駆け抜けた選手が手にする個人総合時間賞を筆頭に、スプリント賞、山岳賞の各賞が争われた。

 

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