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【栃木】

日本画家・松本哲男さんの4作品、遺族が寄贈 宇都宮市文化会館で展示

寄贈された「田沢湖の桜」の前に立つ松本育子さん(左)と佐藤栄一市長=宇都宮市の市文化会館で

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 宇都宮ゆかりの日本画家松本哲男さん(一九四三〜二〇一二年)の絵画四点が、遺族から宇都宮市に寄贈された。音響設備などが新調された市文化会館にリニューアル記念として展示され、来館者が楽しめる。 (原田拓哉)

 佐野市生まれの松本さんは、宇都宮大学を卒業後、県立高校の美術教諭を経て、画業に専念。1969年に院展に初入選し、93年には内閣総理大臣賞を受賞した。94年に県文化功労者に選ばれた。

 作品の多くを、雄大な自然や遺跡を主題にした。今回、寄贈されたのは、生涯テーマにしていた桜を描いた「田沢湖の桜」や、世界三大瀑布(ばくふ)に取り組んだ1つ「月明(つきあかり)ナイアガラ」など。

 松本さんの妻育子さん(70)から「彼は、作品をみんなにオープンにしたいと考えていた。今回、寄贈したことで、本人の気持ちに、少し沿えた形になったと思う」と作品が提供された。

 佐藤栄一市長は「丹精込めた4点の自然の雄大さ、遺跡の作品が生で見られる。子どもから大人まで本物の芸術、文化に触れられる」と感謝した。4点は大ホール1、2階席ロビーなどに展示された。

 松本さんの作品は、宇都宮美術館でも15点を所蔵している。

 

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