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【栃木】

トップアスリート 発掘・育成・強化 宇都宮の民間スポーツジム 「ラボ」導入

最大酸素摂取量を測定する「呼気ガス分析」=宇都宮市で

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 トップアスリートと同じ環境でトレーニングできる施設が、宇都宮市のビッグツリースポーツクラブに導入された。体力などを科学的に測定評価し、それに応じたトレーニングを提供する。クラブは「2022年に県内で開かれる国体に向け、アスリートの発掘、育成・強化につながれば」とPRする。(原田拓哉)

 大学や総合病院などでトップアスリートが利用している施設はあるが、民間のスポーツクラブでは、数少ない試み。

 導入された施設は、科学トレーニングセンター「ヒーローズラボ」。さまざまな身体能力を測定評価し、その結果を基に、専任トレーナーが個別のメニューを作り、それぞれの能力や競技に最適なトレーニングを指導する。

 能力の測定評価には十種類のメニューを提供する。例えば「呼気ガス分析」は、走りながら最大酸素摂取量を測ることで、エネルギーに変える能力を調べ、持久力などを判定する。「瞬発力測定」は、光学センサーを用い、走る・跳ぶなどの運動能力のデータを集め、瞬発力や反応筋力を判定する。

 これらの測定で得られたデータに基づき、四種類のトレーニングメニューを行う。長距離走者の練習方法で知られる低酸素トレーニング、体幹などを鍛える振動マシンを使った加速度トレーニングなどがある。

 クラブは、自転車ロードレースの宇都宮ブリッツェン、サッカーJ2の栃木SCなど、宇都宮に本拠地を置くプロチームとの連携も計画している。

 クラブの営業企画開発部の福栄和則部長は「今まで水泳をやっていた人が、実は瞬発力が高くバスケット向きだったということもある。けがの予防や、さまざまな分野の人材発掘につながるはず」と話す。

 「ヒーローズラボ」は月会費二万四千円。十歳以上で「目標と向上心のあるスポーツ競技者」なら誰でも利用できる。

 

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