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【栃木】

自然あふれる里山 縁側でゆったり 市貝で22日、古民家を開放

昨年6月に開かれた「縁側めぐり」=市貝町で(町観光協会提供)

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 里山の風景が広がる古民家の縁側で、ゆっくり過ごしませんか−。市貝町で22日、農家の古民家などの縁側を一般に開放し、農村暮らしに触れてもらう「サシバの里の縁側めぐり」が開かれる。地域づくりに取り組む、農家や商店主などでつくる「サシバの里協議会」が昨年に続いて企画した。同協議会は「観光地のようなもてなしはできないが、一日限定でサシバが舞う自然に触れてみては」とPRする。 (原田拓哉)

 同町は、V字に刻まれた小高い里山と、その裾野に棚田が刻まれる谷戸の風景が残る。豊かな生態系が保たれていることで、タカの仲間で絶滅の危険が増大しているサシバの生息地として知られている。

 縁側めぐりは、高齢化が進み、限界集落でもある静岡市の大間地区が二〇〇八年から始めた民家の縁側開放を参考に、グリーンツーリズムの一環として、取り入れた。

 町内では、都会の人たちとの交流人口を増やそうと、稲刈り体験なども開いているが、機械化が進み、受け入れる農家側の負担も大きくなっている事情もあった。

 初めて開いた昨年六月の縁側めぐりには、四軒が参加したが、今回は十軒に増えた。地元の「でぇのうち」の屋号で親しまれる大きな農家や、国の重要文化財に指定される入野家住宅など。古民家では、お茶請けも用意している。

 前回は、宇都宮市を中心に約二百人が参加したが、多くの人に体験してもらおうと、町内の「芝ざくら公園」のシバザクラが見ごろの時期に日程を合わせた。

 縁側めぐりは、午前十時〜午後三時。休憩料は一軒当たり一人三百円、小学生百円。参加する古民家のマップを町観光協会などで配布している。

 同協会の久松信介事務局長は「田舎のおじいちゃん、おばあちゃんの家に来たと思って、一日のんびり時間を過ごしてもらいたい」と話す。

 

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