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【栃木】

陶磁器産業 発展後押し 益子焼 小砂焼 みかも焼など

窯業技術支援センターに開所した「とちぎの器交流館」=益子町で(県提供)

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 県が伝統産業の益子焼など陶磁器の新商品開発や技術継承を支援する新拠点「とちぎの器交流館」が、益子町の窯業技術支援センターに開所した。(高橋淳)

 県が約一億六千三百万円を投じて整備した。国の伝統的工芸品に指定されている益子焼や、県伝統工芸品の小砂(こいさご)焼(那珂川町)、みかも焼(栃木市)など、県内の陶磁器業界の発展を後押しするのが目的。

 平屋の建物に、原材料の調製や試作品の製作・分析ができる最新設備をそろえた。粘土の水分を調節する機器や電動のろくろ、試作品を焼く窯、素材の強度を測定する試験機など、さまざまな機器が並ぶ。

 多目的室も備えた。実践的な技術研修の場や、国内外の販路開拓について考えるセミナーの会場などとして活用する。

 センターには以前から各種機器はあったが、最新で高機能のものをあらためて追加購入した。交流館に集約して常備することで、利用者が調製、試作、分析の一連の作業を一カ所でできるように利便性を高めた。

 交流館は昨年九月に着工し、今年三月に完成。四月初めに開所してから、毎日のように利用されているという。

 センターの担当者は「新しい魅力を持った陶磁器の創出や、伝統産業の後継者育成を支援したい。業界のさらなる活性化に貢献していきたい」と話している。

 

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