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【栃木】

粋でモダン「銘仙」 宇都宮の資料館、着物など90点紹介

産地などによってさまざまな柄の着物が展示されている企画展=宇都宮市の上河内民俗資料館で

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 大正から昭和初期に生産された銘仙を中心に紹介する企画展「粋でモダンな着物展」が、宇都宮市中里町の上河内民俗資料館で開かれている。関東地方の産地から約九十点の着物や羽織などを展示し、かつて和装をリードしていた着物文化を振り返る。六月三日まで。

 銘仙は、絹を素材として平織りした丈夫な織物の総称。県内では既に途絶えたが、代表的な足利銘仙や伊勢崎銘仙(群馬)、秩父銘仙(埼玉)、八王子銘仙(東京)など近隣の産地からの作品を集めた。

 縦糸と横糸をひもで縛って柄を付ける「括(くく)り絣(がすり)」など、さまざまな織り方の技法も紹介している。

 銘仙は丈夫なため、子ども用の綿入りはんてん、座布団地などにも利用されたほか、当時、女学生たちのおしゃれ着としても人気があった。こうした懐かしい着物も並ぶ。

 資料館は「今、八十歳以上の方なら、嫁入りの時に、嫁ぎ先に持っていたもの。産地や織り方によって、いろんな柄に特徴があるのを見ていただきたい」と来場を呼び掛けている。月曜休館。入場無料。 (原田拓哉)

 

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