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【栃木】

宇都宮LRT西側ルートに5案 最長は大谷観光地8キロ

 宇都宮市は十日開かれた市議会全員協議会で、次世代型路面電車(LRT)のJR宇都宮駅からの西側ルート導入に向けた検討結果を報告した。

 同駅西口から西に延びる「大通り」に沿って「桜通り十文字」の交差点まで導入した上で、南北、西のどの方向に延伸するかを検討した結果、西が適当と判断したことを明らかにした。最長で「大谷観光地」まで延伸する案など五案を示した。

 桜通り十文字からの延伸方向は、北(宝木・国本)方面、西(城山)方面、南(姿川)方面の三案を検討し、道路の幅員が広いなどの理由から西を選んだ。

 西方面にどこまで延ばすかは、桜通り十文字(同駅西口から約三キロ)にとどめる案を含め、護国神社(同約四キロ)、宇都宮環状線(同約五キロ)、東北自動車道(同約六・五キロ)、大谷観光地(同約八キロ)の五案を提示。沿線の高校の通学客が見込まれることや、自動車交通との連携への期待などから、区間を設定した。停留場は最多で十八カ所の設置を予定している。

 五案の概算の事業費も示した。桜通り十文字までが約百五十億円、護国神社が約百八十億円、宇都宮環状線が約二百十億円、東北自動車道が複線の場合約三百三十億円、単線の場合約二百八十億円、大谷観光地は複線約四百億円、単線約三百三十億円に達する。

 一日当たりの利用者数は、二万八千八百〜二万三千四百人と、どの案を選んでも、すでに事業着手している同駅東側ルートの一万六千三百人を上回る試算を明らかにした。

 今後、有識者などの意見を聴きながら、具体的な整備区間を選定する。

 同駅東口から芳賀町の工業団地までの一四・六キロを結ぶ東側ルートは「優先整備区間」として、すでに着工され、二〇二二年三月の開業を目指している。 (原田拓哉)

 

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