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【栃木】

17年度県産農産物 輸出が初の3億円超 イチゴ3倍増、牛肉や花きも好調

 県は、県産農産物の二〇一七年度輸出額が三億五百十四万円となり、初めて三億円を超えたと発表した。前年度と比べ10%増えた。主力の牛肉やサツキなどの花きが欧州連合(EU)などで好調だったほか、イチゴも東南アジアを中心に伸びた。和食や盆栽ブームが背景にあるとみられる。 (北浜修)

 県経済流通課によると、輸出額の品目別内訳は、牛肉60%、花き30%、米・青果物10%。

 牛肉は前年度比10%増で、輸出先上位はEU、シンガポール、米国。花きは同30%増で、上位はEU、中国、米国。

 米・青果物では、イチゴが前年度比約三倍と最も大きな伸びを示した。輸出先上位はマレーシア、タイ、米国。ナシは同20%増で、上位はマレーシア、インドネシア、フィリピン。

 同課によると、牛肉は日本食や和牛が人気で需要があり、花きは海外での盆栽ブームが追い風になっている。

 イチゴは県産ブランド「スカイベリー」、ナシは同「にっこり」などが東南アジアで支持されている。同課はその理由を「(同地域を対象に)県がプロモーションをしている。人々が甘いものを好むのもあるようだ」と分析している。

 県産農産物の輸出額は、東日本大震災と東京電力福島第一原発事故の影響で一一年度に三百三十九万円に落ち込んだが、一二年度以降は持ち直している。

 県は、輸出額の目標を二〇年度で三億円としていたが、四億円へと上方修正し、海外でのプロモーションをさらに積極的に進める。

 

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