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【栃木】

ものづくりの鹿沼 町工場41社一斉無料公開

金属を曲げる機械について説明する山口典孝社長=鹿沼市で

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 ものづくりの現場に直接触れ、職人の技や、物を作り出す迫力を実感してもらおうと、鹿沼市内にある町工場を一斉に公開する「かぬまオープンファクトリー」が31日〜6月2日の日程で初めて開かれる。見学は無料で、公開する41社それぞれで参加を受け付けている。 (小川直人)

 鹿沼は木材資源に恵まれ、古くは日光東照宮造営のため全国から職人が集まり地域に木工技術が伝えられた。鹿沼商工会議所によると、市内産業の売上高のうち、木工業を含む工業の占める割合は7割に迫るほどで、ものづくりが盛んという。

 この企画は同会議所と工場経営者らで作る実行委員会の主催。木工、金属加工、園芸、食品製造など多様な業種の企業が参加し、それぞれの工場を公開する。簡単な作業体験を企画している工場もある。

 オープンファクトリーは、東京都大田区や新潟県・燕三条(三条市)で既に開催されている。視察した同会議所の担当者によると、女性や子どもたちの参加も目立つという。担当者は「本物を見学できるとあって需要はあると感じた。ものづくりと言えば鹿沼というイメージを定着させたい」と狙いを説明する。

 鹿沼市白桑田の山口製作所は、レーザー加工機による高速切断など金属加工の現場を見学してもらう。

 山口典孝社長(46)は「工場見学と言えば大手に目が行くと思うが、市内に多くの町工場があることを知ってほしい。就職を考える若者のほか、地域の人たちにも近くで何が作られているのか見てほしい」と話す。

 見学希望者は、それぞれの企業に直接申し込む(先着順)。実行委は案内を地域の小中高校などに配布しているほか、ホームページでも詳細を紹介している。問い合わせは、鹿沼商工会議所=電0289(65)1111=へ。

 

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