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【栃木】

高根沢の魅力を歌った動画 ご当地ソングコンでグランプリ

中島さん(前列中央)と高根沢高校吹奏楽部の生徒らが声を合わせる場面

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 高根沢町地域おこし協力隊の中島伸雄さん(30)が、町の魅力を歌で表現した動画「住めば都の高根沢」を制作し、全国から約二百点が集まったご当地ソングのコンテストで、グランプリに輝いた。広島県出身で町に移住して一年半。「そこそこのどかで、そこそこ便利」な「よそ者視点」からの魅力を、自ら歌い上げている。 (高橋淳)

 中島さんは、広島から上京してサラリーマン生活を送ったが、都会に疲れて移住を決意。二〇一六年十一月から協力隊として活動している。「自分を温かく受け入れてくれた町に恩返ししたい」と思い、大好きな音楽で町をPRしようと動画を作った。一七年十一月に完成し、応募。先月、受賞の知らせが届いた。

 約二分間の作品では、自身が感じた町の魅力を、ギターなどによる軽快なリズムに乗せている。「田んぼの景色に癒やされて」「夜の星空もきれいだね」とのどかな一面を紹介する一方、「電車が行き交う高根沢」「衣食住にも困らない」と強調し、便利に暮らせることもアピール。「一度はおいでよ高根沢」のフレーズで締めくくっている。

 町内各地で撮影し、多くの町民が出演している。田んぼでは若手農家、町児童館みんなのひろばでは親子、高根沢高校では吹奏楽部の生徒たちと中島さんが一緒に歌う。「町内のすてきな人たちをたくさん紹介したかった」といい、積極的に出演を依頼した。

収穫期の田んぼで中島さん(中)が若手農家と歌う一こま

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 作品からにじみ出るこうした地域の一体感が、グランプリにつながった。コンテストは音響機器・楽器販売の「サウンドハウス」(千葉県成田市)が音楽で地域を元気にしようと初めて企画。担当者は中島さんの作品を「地元の協力が感じられ、ご当地の良さが伝わった」と評した。

 協力隊の仕事が終わっても町で暮らすという中島さんは「動画が高根沢を知ってもらうきっかけになればうれしい。特に私のように、都会に疲れたけど遠い故郷に帰るのはどうかなと考えている人にアピールしたい」と話している。

 二十七日午後二時から、同町のJR宝積寺駅東口前で受賞記念ライブを開く。作品は動画投稿サイト「ユーチューブ」でも見られる。

 

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