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【栃木】

獣類の農作物被害 13%減 昨年度 県内2億6300万円

 県がまとめた県内の二〇一七年度の獣類による農作物被害額は、過去最高だった前年度と比べ13%減の二億六千三百万円だった。被害額はここ数年、高止まりの傾向にあり、県は警戒している。

 鳥類を含めた鳥獣による被害額は前年度比12%減の三億三千六百万円。

 このうち獣類による被害額は、一三年度二億一千八百万円、一四年度二億七千二百万円、一五年度二億八千七百万円と年々増え、一六年度には初めて三億円の大台を超え、過去最高額の三億二百万円だった。

 一七年度は、前年度を下回ったものの、依然として高い水準にある。県経営技術課は「被害額は減少したが、高止まりで、予断を許さない。このまま減り続けると安心はできない」と受け止める。

 被害額を獣類別にみると、イノシシが55%と突出。ハクビシン15%、シカ14%と続いた。

 作物別では、イネがトップで、野菜、果樹、イモ類などにも被害があった。

 同課によると、イノシシは、イネをはじめ何でも餌にすることから、被害額は最も高くなるという。

 獣類の捕獲数は、シカが前年度比12%増の九千七百八十四頭、ハクビシンが同26%増の四百八十三頭。イノシシは、過去最多だった前年度に比べ35%減の八千六百九十二頭。

 イノシシの捕獲数の減少は、好物のドングリが比較的豊作だったことから、エサを求めて人里で行動する範囲が広がらなかったためとみられる。 (北浜修)

 

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