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【栃木】

今春の新入社員は…仕事に楽観的 私生活を重視 あしぎん総研が意識調査

 仕事への不安はそれほど大きくなく楽観的で、休日や友人などの私生活を重視−。あしぎん総合研究所(宇都宮市)が今春の新入社員を対象に実施した意識調査で、今どきの新人たちのこんな傾向が浮かんだ。 (高橋淳)

 2010年度から続く毎年恒例の調査。あしぎん総研の新入社員セミナーを3〜4月に受講した男性362人、女性324人の計686人が回答した。回答者の就職先は主に県内の中小企業。

 調査結果によると、就職にあたっての不安(三つまで回答)は、1位から順に「仕事についていけるかどうか」66.0%、「職場の人間関係」58.3%、「生活環境や習慣の変化に対応できるか」37.8%。順位は例年通りだが、「仕事についていけるか」と「変化に対応できるか」はいずれも過去最低、「人間関係」は2番目に低かった。

 就職活動のときに志望する会社を選んだ基準(三つまで回答)は、「自分が働きたい業界・業種」がこれまでと同様1位だったものの54.5%と過去最低に。これに対し、「休日が多い」は23.7%と初めて2割を超え、過去最高だった。

 残業などの仕事と、友人との約束が重なった場合は「なるべく仕事を優先」がトップを守ったが、50.6%と過去最低。一方で「なるべく友人を優先」「いつでも友人を優先」が計9.5%で最高だった。

 働く目的(三つまで回答)は、トップの「収入を得ること」が過去最高の78.2%。「社会の一員として社会貢献するため」は30.6%、「生きがいを見つけるため」は14.2%と最低だった。ワークライフバランスへの高い意識や、仕事を収入の手段として割り切る勤労観がうかがえた。

 あしぎん総研は、売り手市場の就職活動がこうした傾向に表れていると分析する。担当者は「学生優位の活動となり、就職先を休日の多さで選べた。過去と比べると苦労なく内定をもらえたことで、これからもうまくいくだろうと楽観視しているのではないか」と話している。

 

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