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【栃木】

「草新号」が神馬に 伊勢神宮で御馬牽進式

御馬牽進式を終え、神馬となった草新号=三重県伊勢市で

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 宮内庁御料牧場(高根沢町、芳賀町)で育てられた御馬(みうま)が神馬(しんめ)になる儀式「御馬牽進(けんしん)式」が二十七日、三重県伊勢市の伊勢神宮内宮であった。

 神馬となったのは、十七歳の草新(くさしん)号。古式馬術の「打毬(だきゅう)」や外交団接待の乗用馬として活躍してきた。内宮の神馬だった空勇(そらいさむ)号が一月に死んだため、後任に選ばれた。毎月一日、十一日、二十一日に正宮にお参りする。

 式では、茶褐色の馬体に、金色の菊花紋章の入った衣装を着け、神職らと共に参道を進んだ。正宮への石段を上ると、御垣内(みかきうち)へ入り、神職の祝詞奏上に臨んだ。落ち着かない様子で足踏みすることもあったが、祝詞が読み上げられる間は、静かに頭を下げていた。

 神馬を神様に供える風習は奈良時代からあり、内宮と外宮では現在、二頭ずつ飼育している。一八六九(明治二)年以降は、神馬が死ぬたびに、皇室が新たに贈っており、草新号は平成に入って十六頭目。 (青木ひかり)

 

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