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【栃木】

18年路線価 県内下落幅6年ぶり拡大 トップは宇都宮市馬場通り2

県内で最も路線価が高い宇都宮市馬場通り2

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 関東信越国税局が2日、今年1月1日現在の路線価を発表した。県内のトップは宇都宮税務署管内の宇都宮市馬場通り2。1平方メートルあたり28万円で前年と同じだった。県全体の平均変動率は、前年比0.8%減で、現在の計算方式になった2010年以降、9年連続のマイナスとなった。下落幅は、前年と比べ0.1ポイント増え、6年ぶりに拡大した。 (北浜修)

 下落幅は一三年から一七年まで五年連続で縮小していた。一八年は、わずかながらも拡大へ転じ、強まっていた下げ止まり感に歯止めをかける格好となった。

 県内に八つある税務署の各管内の最高路線価の対前年変動率は、四署で横ばい、四署で下落した。

 下落した四署のうち下落率が最も高かったのは真岡税務署管内の真岡市大谷本町。一平方メートルあたり三万八千円で、前年比2・6%減だった。

 県不動産鑑定士協会の伊矢野忠寿(いやのただひさ)会長は「日本全体が人口減少、高齢化傾向にある以上、住宅の土地需要は減っていくので、地価下落は必然で栃木県も同じ」と指摘した。

 その上で「都市部のみ横ばいか上昇傾向は続くが、その他の地域は下落し当面は二極化がさらに進む。しかし、周囲の地価が下がれば、いずれは都市部の地価も下落する影響が出てくる」との見方を示した。

 路線価は相続税などの税額を算定する際の基準に使われ、一般的な土地取引価格の80%程度とされる。県内の調査対象は約五千四百地点。路線価や路線価図などは国税庁のホームページで公開している。

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