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【栃木】

ニホンライチョウ 4羽誕生 那須どうぶつ王国 餌食べ歩き回る

ケージの中で一緒に過ごす4羽のひな(那須どうぶつ王国提供、12日撮影)

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 国の特別天然記念物で絶滅危惧種のニホンライチョウを飼育する那須町の那須どうぶつ王国で十日から十一日にかけて、四羽のひながふ化した。環境省の保護増殖事業計画に基づいた人工繁殖の一環で、六日に上野動物園(東京)から受精卵四個を受け入れていた。

 どうぶつ王国によると、十日午後五時〜五時半に二羽、十一日午前三時半〜六時半に二羽がふ化。介助を必要とせず、自ら殻を破ったという。四羽の体重は一五・五〜一七グラムで、性別はまだ分からない。

 四羽は十二日、個別の箱から大きめのケージの中に移されて“共同生活”を始めた。室温は二五度で、約四〇度に温められた場所もある。ケージの中で歩き回り、元気に餌もついばんでいる。どうぶつ王国の担当者は「生後二週間までは体調が変化しやすいので、細心の注意を払って見守っている」と話している。

 昨年六月にも上野動物園から卵を受け入れ、三羽がふ化したが育たなかった。一方、大町山岳博物館(長野県大町市)から移送された一個はふ化して、順調に成長。雌だったため、三月には同博物館から雄一羽を迎え入れて繁殖を目指している。(小川直人)

 

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