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【栃木】

<小森信道の東奔西走 自転車レース取材記>ツール・ド・フランス 日本人出場 高い壁

ツアー・オブ・ジャパンの第3ステージで落車し、傷をものともせずに完走した新城選手だったが、翌日にリタイア。結果的にツール・ド・フランス出場を逃すことになった=5月22日、三重県いなべ市で

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 およそ百九十の国と地域でテレビ放映され、千五百万人もの観戦客が詰めかける世界最大の自転車ロードレース「ツール・ド・フランス」が、七日から二十九日の二十三日間にわたって開催されている。

 今年のツール・ド・フランスは、全二十一ステージ、総走行距離は三千三百二十九キロ。自動的に出場権を得る国際自転車競技連合(UCI)ワールドチーム十八チームのほか、主催者推薦枠でUCIプロコンチネンタルチーム四チーム、計二十二チームに出場権が与えられた。

 一チームの出走人数は八人。世界中のロードレース選手の中で、わずか百七十六人のみが出場することを許される、まさに世界最高峰のレースだ。

 そんなツール・ド・フランスに、今年は日本人選手の姿はない。UCIワールドチームに所属する二人の日本人、バーレーン・メリダの新城幸也選手とトレック・セガフレードの別府史之選手は、ともにメンバーに選出されなかった。

 特に、これまで七回出場している新城選手は、今年も出場に意欲を見せていた。しかし、五月のツアー・オブ・ジャパンの落車で骨折しリタイア。その後のレースにけがを押して出場し、積極的な走りでアピールしたが、無念の落選となった。

 日本人選手が毎年のようにツール・ド・フランスに出場するには、新城、別府両選手のようにUCIワールドチーム、もしくはUCIプロコンチネンタルチームに所属し、チーム内の厳しい競争を勝ち抜くしかない。

 そのためにも、それらのチームに所属する選手をもっと増やすことが不可欠。個人的には、宇都宮ブリッツェンの雨沢毅明選手にはそのチャンスがあるし、少しでも早くステップアップの移籍を果たしてもらいたいと思っている。

 

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