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【栃木】

児童虐待相談件数、初の2000件超え 2年連続で過去最多

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 2017年度、県内の児童相談所と市町が「児童虐待相談」を受理した件数は、過去最多の2214件で、初めて2000件を超えたことが県のまとめで分かった。県は、住民意識の高まりや関係機関の連携強化などから通報が増えたとみている。 (北浜修)

 県によると、一七年度の相談受理件数は前年度に比べ三百五十一件、18・8%増え、二年連続で過去最多を更新した。二千二百十四件のうち、県内に三カ所ある児相で千二百十七件、市町で九百九十七件を受理した。

 相談をもとに調査するなど、対応した件数も二千百九十一件(児相千二百三十二件、市町九百五十九件)と二年連続で過去最多を更新し、初めて二千件を超えた。

 県こども政策課は、受理、対応件数ともに過去最多となった背景について「児童虐待への地域住民の関心や意識が高まり、近隣住民からの通報が増えている。また関係機関の連携強化で学校、警察から児相や市町への通告も増えている」とみている。

 警察が家庭内暴力(ドメスティックバイオレンス、DV)に対応した際、子供への直接の暴力などはなくても、子供の面前でのDVは児童虐待にあたるととらえて児相などへ通告するケースも増えており、相談、対応件数の増加につながっているという。

 児相が受理した千二百十七件の相談内容の内訳は、子供の面前でのDVや子供への暴言などの「心理的虐待」(五百二十件)が最も多く、食事を与えないなどの「ネグレクト」、殴る蹴るなどの「身体的虐待」の順だった。

 また、子供を虐待したのは千二百十七件のうち「母親」(七百五十四件)が最も多く、次が「父親」(三百四十九件)だった。

 

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