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【栃木】

「核のない世界を」 宇都宮で28日 ICAN・川崎哲さん講演

川崎哲さん(ピースボート提供)

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 二〇一七年にノーベル平和賞を受賞した「核兵器廃絶国際キャンペーン(ICAN)」の国際運営委員で、ピースボート共同代表の川崎哲(あきら)さんが二十八日、宇都宮市のとちぎ健康の森・とちぎ生きがいづくりセンターで講演する。「核のない世界を目指して」と題し、国連での核兵器禁止条約の採択など核兵器廃絶に向けた国際的な動きや、平和活動にかける思いなどを語る。

 主催は、足尾鉱毒事件の記録映画「鉱毒悲歌」制作委員会。講演に先立ち、五月に解散した栃木県原爆被害者協議会の会長だった中村明さんと、元参院議員で同制作委員会代表の谷博之さんが対談し、中村さんが長崎での被爆体験を話す。

 「鉱毒悲歌」は、国内初の公害とされる足尾鉱毒事件で廃村に追い込まれた谷中村(現栃木市)に焦点を当てた映画。一九七〇年代に撮影した映像を編集し、二〇一四年に完成した。県内外で上映されている。

 映画の最後に「人間に対する最大の公害は、核分裂による被害」「国家の安全保障といい、国益のためとして、原子力開発は国家の名の下に行われているのである」とナレーションが流れる。

 講演会を主催する同制作委員会は「核なき世界は共通の思い。川崎さんや中村さんの話を聞き、核兵器廃絶の実現を自分たちの問題として考える機会にしてほしい」と来場を呼び掛けている。

 午後一時半開演。川崎さんと来場者の質疑応答もある。参加費は千円、高校生・大学生五百円、中学生以下無料。参加希望者は、アートセンターサカモト=電028(621)7006=へ。 (吉岡潤)

 

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