東京新聞のニュースサイトです。ナビゲーションリンクをとばして、ページの本文へ移動します。

トップ > 栃木 > 記事一覧 > 7月の記事一覧 > 記事

ここから本文

【栃木】

「W杯の審判経験、後輩に」 矢板の相楽さん、市役所で報告会

斎藤市長(右)に報告する相楽さん=矢板市役所で

写真

 サッカーワールドカップ(W杯)ロシア大会に審判団の一員として参加した相楽亨(とおる)さん(42)=矢板市在住=の帰国報告会が20日、同市役所であった。控えの審判として1次リーグきっての好カード、ポルトガル−スペイン戦など4試合に携わった相楽さんは「責任は果たせたと思う。経験を後輩に伝えたい」と大会を振り返った。 (小川直人)

 相楽さんは南アフリカ、ブラジル大会に続き三大会連続の審判団選出。今大会で担当した一次リーグ四試合では審判服でグラウンド脇に控え、審判の突然のけがなどに備えたが、実際にピッチに立つことはなかった。二日に帰国した。

 「自らの経験の中でもベストの試合」というポルトガル−スペイン戦。「両国とも初戦で選手のコンディションが良かった。スピードのあるプレーの連続だったため、審判としては難しい試合だった」と激戦に触れた感想を話した。

 決勝トーナメント一回戦で接戦の末にベルギーに敗れ、初のベスト8入りを逃した日本代表について「ベルギーとの戦いから、世界と紙一重のところにあることが分かった。日本の優勝も夢物語ではなくなった」と評価。一次リーグを警告の数の少なさで突破したことは「フェアに戦ったということで審判としても誇りに思う」と指摘した。

 今後はJリーグを中心とした国内の試合に専念するという相楽さんは「サッカーをする子どもたちには、将来は審判という選択肢もあることを伝えたい。審判の楽しさを感じてもらえるような機会があれば参加したい」と抱負を話した。

 相楽さんの報告に聞き入った斎藤淳一郎市長は「三大会連続参加の貴重な経験を後輩に伝えてください。矢板から世界で活躍する審判を輩出してほしい」と今後に期待していた。

 

この記事を印刷する

東京新聞の購読はこちら 【1週間ためしよみ】 【電子版】 【電子版学割】

PR情報