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【栃木】

<小森信道の東奔西走 自転車レース取材記>浴衣姿の選手たち ファン獲得へ「夏祭り」

ファンとの記念撮影に応じる宇都宮ブリッツェンの鈴木譲選手(後列(右))と小坂光選手(同(左))。常にファンを楽しませてこそ、プロチームは存続できる=7月28日、宇都宮市で

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 自転車ロードレースの国内ツアー戦、Jプロツアー(JPT)は、七月二十一、二十二日に行われた県内での二連戦を終え、およそ一カ月の中断期間に入った。

 そんな中、宇都宮ブリッツェンは二〇一八年シーズンの中間レース報告会を、七月二十八日に宇都宮市内で開催。ファン・サポーター、スポンサーが多数来場した。

 個人的に注目したのは、報告会前に催されたファンクラブの会員限定のイベント「ブリッツェンのミニ夏祭り」だ。

 会場内は射的や輪投げなどのゲームが用意され、さながら夏祭りの縁日のような雰囲気。選手たちも普段のレースジャージーから浴衣に着替え、来場したファンクラブ会員を出迎えた。普段とは異なる選手たちの姿とゲームに大興奮する会員たちの姿が印象的だった。

 以前にも本欄で触れたが、自転車ロードレースは入場料収入がなく、チームの運営資金はスポンサー料や、ファン・サポーターのグッズ購入、ファンクラブの会費に依存している部分が大きい。

 それを踏まえると、今年のミニ夏祭りはファン・サポーター、スポンサーを楽しませようという運営会社の心意気が見え、近年では、まれに見るヒットイベントだったように思う。

 今回のミニ夏祭りを訪れたファンクラブ会員は、さらにチームを応援しようと思っただろうし、訪れられなかった人も新たにファンクラブに入ろうと思うかもしれない。

 このようなイベントをこれからも継続的に行い、ファンクラブの会員を増やしていけば、それは新規スポンサーの獲得にもつながり、ひいてはチームの安定的な運営にもつながっていくはずだ。

 常に新しいことに挑戦し続け、ファンを獲得しない限り、プロチームは存続できない。

 

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