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【栃木】

栃木市出身作家・佐藤四郎さん、郷里に自著贈る 全ての小学校に最新刊

青木千津子教育長(左)に寄贈本を手渡す佐藤四郎さん=栃木市役所で

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 元小学校教諭で作家の佐藤四郎さん(72)=神奈川県在住=が二十二日、自著「少年探偵カケルとタクト(6)−持ちさられた表彰状」(幻冬舎メディアコンサルティング刊)を生まれ故郷の栃木市に三十冊寄付した。近く市内の全小学校に配布される。

 旧岩舟町(現栃木市)で幼少期を過ごした佐藤さん。「栃木は愛着のある場所。ここの子どもたちにぜひ読んでほしい」と語った。寄贈したのは七月に刊行したばかりの「少年探偵シリーズ」最新作。これまでの作品も市に寄贈している。

 佐藤さんは大学卒業後、神奈川県で小学校教諭を務め、定年後、執筆活動を始めた。栃木市には実家があり、定期的に訪れているという。同シリーズは、教員時代のエピソードや学校内の矛盾、反省など実体験から題材を得て、興味深い謎解きミステリーに仕立てている。

 「今回は教員時代に矛盾が多いと感じた読書感想文がテーマ。読んで何かを感じてもらえれば」と佐藤さん。青木千津子教育長は「人の心の弱さや読書の大切さ、児童の親の思いなどさまざまなメッセージが込められていて読みやすい」と感想を述べ、寄贈に感謝していた。 

  (梅村武史)

 

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