東京新聞のニュースサイトです。ナビゲーションリンクをとばして、ページの本文へ移動します。

トップ > 栃木 > 記事一覧 > 8月の記事一覧 > 記事

ここから本文

【栃木】

両毛鉄道130年をたどる 足利で記念企画展 10月14日まで

明治時代の時刻表を手に両毛鉄道の歴史を語る市教委の渡辺進さん=足利市で

写真

 県南西部から群馬県南東部にまたがる両毛地区の発展に貢献した両毛鉄道(現JR両毛線)の開業百三十年を記念する企画展が、足利市小俣町の市ふるさと学習・資料館で開かれている。開業当時からの足跡をたどれる貴重な資料約五十点を展示している。「鉄道の日」の十月十四日まで。 (梅村武史)

 両毛鉄道開業の明治中期は同地区で生糸、絹織物製品が大量に生産され、京浜方面への輸送需要が高まった時期。地元の実業家、三代目木村半兵衛らが尽力し、足利−小山駅間(約三十八キロ)が一八八八年五月に、同十一月に足利−桐生駅間(約十五キロ)が開業した。当初は貨物輸送が中心だったが、徐々に通勤通学など地域住民の移動手段として定着した。

 会場には三代目半兵衛ら地元有力者の名が連なる「両毛鉄道会社創立請願書」(八六年)、「両毛鉄道会社株主姓名帳」(八七年)などの古文書、開業時の時刻表を手書きした四代目半兵衛の日記帳(八八年ごろ)、大正から昭和初期ごろの足利駅の風景やSLが走る姿を撮影した写真などが展示されている。地元の足利高校鉄道研究部が制作・提供したジオラマもある。

 企画した市教委文化課の渡辺進さんは「両毛鉄道を通じて地域の歴史や時代背景が学べる。鉄道ファンにも興味深い資料がいっぱいです」と来場を呼びかけている。

 開館時間は午前十時〜午後三時。月曜休館(祝日の場合は翌日休館)。入場無料。問い合わせは同館=電0284(62)0246=へ。

 

この記事を印刷する

東京新聞の購読はこちら 【1週間ためしよみ】 【電子版】 【電子版学割】

PR情報