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【栃木】

買い物で北海道応援 宇都宮の百貨店で物産展

大勢の買い物客が詰め掛けた北海道物産展=宇都宮市で

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 東武宇都宮百貨店の宇都宮本店(宇都宮市)で十二日、秋の恒例イベントの北海道物産展が始まった。北海道南西部の地震から間もないこともあって、被災地を応援しようと大勢の買い物客が詰め掛けた。出店を取りやめた業者もあったが、ほとんどは地震後の混乱に負けることなく、北の大地が誇る食材などの品々を並べた。二十五日まで。 (原田拓哉)

 同百貨店催事課によると、震源に近い千歳市のラーメン店が店舗の被災により、札幌市の製麺業者が工場の停電のため製造が間に合わず、出店を見送った。ラーメン店は、地元で行列のできる店として知られ、会場のイートインコーナーに初出店する予定だった。

 期間中、当初の予定より二店舗少ない六十三店舗が出店する。停電や断水、物流の滞りにより、各出店者はぎりぎりまで準備に追われ、この日開店直前に商品を並べ終えた店もあった。

 同課の高橋秀行課長は「北海道物産展は毎回人気のイベントで、心待ちにしているお客さまも多い。地震という非常時に出店してくれて、北海道の底力を感じます」と話す。

 メロンパンが目玉商品の中富良野町のメロン専門店「とみたメロンハウス」は、地震で一時停電となり、生クリームなどを廃棄処分。物流が混乱していたが、トラック便を確保し、出店にこぎつけた。メロンの直送を担当する森田佳菜子さん(21)は「富良野メロンの果汁がたっぷりのクリームを詰めたメロンパンをぜひ味わって」と買い物客の対応に追われていた。

 那珂川町の主婦小林智子さん(53)は、宇都宮市の友人から物産展の開催を聞いて駆け付けた。小林さんは「少しでも役立てばと思いました。カレーも食べて、シュークリームやみそ汁の具も買いました」と話した。

 

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