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【栃木】

「冬山登山例外に反対」 那須雪崩事故遺族弁護団

 那須町で昨年三月、登山講習中の高校生ら八人が死亡した雪崩事故で、遺族の弁護団は、事故を受けて県立高で「雪上訓練を認めない」とした一方、標高が低い山での活動は冬も可能とする例外を残した県教育委員会のガイドライン案について「高校生の冬山登山を原則禁止する国の通知を逸脱している」と、見直しを求める意見書を提出した。

 県教委は、山岳関係者を交えた登山計画審査会で、高校山岳部の活動ガイドラインの作成を進めており、九月に雪上での歩行訓練などを認めない方針を決定。標高一、〇〇〇メートル未満で危険なルートがないような山は、冬でも活動を認める方向で議論を進めている。

 弁護団は「標高が低くても、凍傷や低体温症などの危険はある」とし、冬山登山の例外的実施は、安全な場所で基礎的な内容にとどめるよう求めたスポーツ庁の通知に反していると批判した。

 雪崩は昨年三月二十七日に発生。前日夜に降った雪が積もる中で歩行訓練し、県立大田原高山岳部の生徒七人と教員一人が死亡、四十人がけがをした。

 

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