東京新聞のニュースサイトです。ナビゲーションリンクをとばして、ページの本文へ移動します。

トップ > 栃木 > 記事一覧 > 11月の記事一覧 > 記事

ここから本文

【栃木】

除染土埋め立ての実証事業現場を公開 那須 遮水シートなど敷く

除染土がいったん取り出され、遮水シートなどを敷く作業が進む現場=那須町で

写真

 環境省は十九日、東京電力福島第一原発事故後の除染作業で生じた土(除染土)をめぐり、同省が那須町で実施している埋め立て処分の実証事業の現場を、報道陣に公開した。

 場所は同町伊王野の町有地。同省によると、実証事業では、この町有地の地中に保管している除染土(約三百五十立方メートル)をいったん取り出し、遮水シートなどを敷いた上で埋め戻し、たまった水の放射性物質の濃度などを測定し、周辺への影響を調べる。

 事業は九月に着手。現場では、すでに除染土は地中から掘り出されており、土が除去されたすり鉢状の埋め立てスペース(縦約十六メートル、横約二十五メートル、深さ約二メートル)に遮水シートなどを敷く作業が進んでいた。同省によると、年内にも埋め戻し作業を終える予定で、来年三月末までに周辺への影響について中間的に取りまとめる。

 この日は、環境省が設置した外部の有識者らによる「除去土壌の処分に関する検討チーム」の委員四人も視察。甲斐倫明委員(大分県立看護科学大教授)は「実証事業には住民の理解が必要で、(周辺環境の)モニタリングが大事だ」と、土や水の放射性濃度の測定などを継続的に行うことの重要性を指摘した。 (北浜修)

 

この記事を印刷する

東京新聞の購読はこちら 【1週間ためしよみ】 【電子版】 【電子版学割】

PR情報