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【栃木】

引率教員ら厳重処分に 雪崩事故遺族 地検に申し入れ

 二〇一七年三月、那須町で登山講習中に県立大田原高校の生徒七人と教員一人の計八人が死亡した雪崩事故で、遺族らが八日、宇都宮地検に、講習の引率教員三人と、同校の元校長の計四人に、業務上過失致死罪などでの立件を求める申し入れ書を提出した。

 提出したのは、八遺族のうち六遺族と弁護団。書面では、四人に対し「徹底した捜査をした上で厳重な刑事処分を要請する」としている。

 県教育委員会は昨年三月、引率教員三人を停職三〜五カ月の懲戒処分にしたが、書面では「引率教員の個人責任は、重大事件にもかかわらず、極めて軽いまま」と指摘している。

 遺族と弁護団は、教員三人に加え、元校長を刑事処分の対象とした理由として、同校教員で、雪崩で亡くなった毛塚優甫(ゆうすけ)さん=当時(29)=が、山岳経験不十分であることを知りながら、元校長が山岳部顧問に起用したことを挙げた。

 弁護団によると、地検側は担当検事が対応し「徹底した捜査で厳正に処分する」と述べたという。

 同校生徒で、犠牲となった奥公輝(まさき)さん=当時(16)=の父、勝さん(47)は「刑事処分をきっかけに、部活動の安全が全国的に高まってくれることを期待する」と強調した。(北浜修)

 

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