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【栃木】

<小森信道の東奔西走 自転車レース取材記>世界へ最終調整 結果と内容伴う勝利

力強い走りで障害物を越え、独走勝利を飾った小坂選手。弾みをつけて世界選手権に臨む=20日、宮城県蔵王町で

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 東北シクロクロスシリーズの第四戦で、国際自転車競技連合(UCI)公認の国際レース「ざおうさまカップ」が二十日、宮城県蔵王町の蔵王町総合運動公園で開催された。

 二月三日にデンマークで開催されるシクロクロス世界選手権。その日本代表に選出された宇都宮ブリッツェン・シクロクロスチームの小坂光選手にとっては、スタート順を決めるUCIポイントを加算できる貴重な機会。

 同時に、今レースはその世界選手権前最後のレースでもあり、きっちりと体を追い込んでコンディションを上げる、重要な最終調整の機会でもあった。

 レースはスタートから、小坂選手が先頭でレースを進めていく展開。一周目中盤には小坂選手を含む三人の先頭集団が形成されたが、三周目に入ると地力に勝る小坂選手が単独で先行した。

 その後、小坂選手は自身を追い込むペースを守りながらも、丁寧なバイクコントロールで安定して周回を重ね、後続を大きく引き離して独走勝利を飾った。

 世界選手権を見据えた最終調整のレースで、UCIポイント獲得という結果と、しっかり追い込んでコンディションを上げるという内容の両方で収穫を得た小坂選手。

 この後は、二十九日に日本を出発し、世界選手権男子エリートに臨むことになる。小坂選手はこれまで、世界選手権ではトップのレベルの高さに阻まれ、一度も完走ができていない。

 しかし、今年のコースは天候次第では完走の確率が高いと言われている。昨年十二月の全日本選手権で連覇という目標を果たせなかった今、もうひとつの目標である世界選手権完走は、何としても達成したいところだ。

 小坂選手自身初となる、世界選手権完走に期待したい。

◆レース概要

 国内シリーズ戦ジャパンシクロクロス(JCX)シリーズではないものの、男女最高峰カテゴリーがUCI公認レースに昇格。宮城県で開催される初の国際レースとなった。

 

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