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【栃木】

学生の視点で豊かな街へ 宇大生が地域研究 成果発表

「まちの縁側」の研究について発表する原田さん(左奥)ら

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 地域創造の担い手育成を目的にした、宇都宮大地域デザイン科学部三年の「地域プロジェクト演習」で、学生たちが昨年四月から続けてきた、地域研究の成果を陽東キャンパスで発表した。研究に協力した県内の自治体関係者や地域住民も来場。優れたグループには賞が贈られた。 (北浜修)

 学生約百五十人が二十八のグループに分かれ、それぞれ異なるテーマで研究してきた。防災や地域コミュニティーの維持、街おこしなど各地域独自の取り組みや課題に着目し、学生の視点から掘り下げた。

 会場では、グループごとに研究内容をボードに張り出すなどし、約百人の来場者に口頭で紹介。学生や研究に協力した来場者による投票と教員による採点を加味し、賞が決まった。

 最優秀賞には、男子学生三人と女子学生二人のグループが日光市で行った「まちの縁側」の研究が選ばれた。まちの縁側は、昔ながらの日本の家屋にあった縁側のように、人々が自然に集まる場所で、スーパーの休憩所などが例に挙げられる。

 グループは、日光市などの協力を得て同市内を調査。まちの縁側マップの作製を提案したほか、自分たちでベンチを作り、商店の前に置いてもらったという。

 メンバーの一人、原田真悠さん(20)は「まさか自分たちがと驚いた。地域の方々に協力していただいた結果と思う。地域創造には興味がある」と喜んだ。

 塚本純・学部長は「実際に現地で活動し、もの(ベンチ)を作ったことなども評価された」と指摘。その上で、地域プロジェクト演習について「これからも続ける。学生も教員も、地域の皆さんとともに前進したい」と話した。

学生の発表を聞くために集まった多くの来場者ら=いずれも宇都宮市で

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