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【東京】

檜原にエコツーリズム 地域活性化に有効利用

村民の案内で山歩きを楽しむ「ガイドウォーク」の参加者ら。エコツーリズムは自然だけでなく歴史や文化にも親しみ、保護・継承を目指す=2014年6月、檜原村で(村観光協会提供)

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 檜原村は、村内の自然と歴史、文化を観光に生かしつつ、保全と継承にもつなげる「エコツーリズム」で地域活性化を目指す。国の認定制度の活用に向け、村内の観光団体や企業などと申請を準備。エコツアーのガイドを養成するため、1回目の講習会を7月4、5日に開き、村内外から参加者を募集している。参加無料で今月24日締め切り。 (村松権主麿)

 エコツーリズムは、エコロジー(生態学)とツーリズム(観光)を組み合わせた言葉。二〇〇八年に施行されたエコツーリズム推進法では、市町村などがツアーの方法や自然保護策などを構想としてまとめ、承認されると、国の認定団体として活動できる。これまでに小笠原村や三重県鳥羽市など七団体が承認を受けている。

 檜原村は今月下旬、有識者や村観光協会、交通事業者などと「檜原村エコツーリズム推進協議会」を設置し、年度内に構想をまとめる方針。来年度中の承認を目指す。産業観光係の担当者は「豊かな自然や、多くの地域に伝わる郷土芸能を保全し、継承につなげるツアーのあり方をまとめる。場所によっては立ち入り人数の制限を設けるなどルールも検討したい」と説明する。

 構想づくりやガイド養成などで支援を受けるため、NPO法人「日本エコツーリズム協会」(品川区)と先月下旬に契約を結んだ。ガイド養成講習会では、エコツーリズムの考え方とガイド方法、村内の観光スポットや郷土芸能などを解説する。受講者には修了証が授与され、村が行うエコツアーで活動できる。

 対象は、エコツーリズムに興味のある十八歳以上で、村内在住か村内で活動する人が優先される。定員は二十〜二十五人。会場はNPO法人「フジの森」で、宿泊施設の紹介もする。昼食代は一食六百円、初日の講習後の交流会は三千〜四千円が必要。申し込みは、用紙を村のホームページから取得し、メールかファクスで送る。

 問い合わせは村産業観光係=電042(598)1011、内線122=へ。

 

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