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【東京】

「メンダコ」の自然産卵に成功 葛西臨海水族園、水槽内で世界初

水槽に産み付けられたメンダコの卵=江戸川区で(葛西臨海水族園提供)

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 江戸川区の葛西臨海水族園は十五日、相模湾から東シナ海の水深二〇〇〜六〇〇メートルに生息する全長二〇センチほどの小型のタコ「メンダコ」の産卵に成功したと発表した。同園によると、水槽内での自然産卵は世界で初めて。

 四月から飼い始めた雌が五月下旬に産んだ。メンダコを良好な状態で採る機会は少なく長期間の飼育が難しいため、今まで自然産卵には至らなかったという。約七ミリの白色の卵が二個あり、水槽で育てている。ふ化までは半年近くかかるとされ、十一〜十二月ごろが見込まれる。

 メンダコの公開はしていない。広報担当者は「生態が明らかになっていない種で、その解明や飼育方法の確立につながる。展示も実現できるように検討したい」と話した。今後は東京海洋大の土屋光太郎准教授と共同研究を進めるという。 (酒井翔平)

 

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