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【東京】

<23区の予算案>港区 「がん在宅緩和ケアに力点」

がん在宅緩和ケア支援センターへの思いを語る武井雅昭区長

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 がん患者と家族をサポートする「がん在宅緩和ケア支援センター」の来年四月開設を目指し、準備金二千六百四十三万円を計上した。大型病院や広域自治体などが設置した例はあるが、二十三区では初めて。

 妻を乳がんで亡くし、自身もがんを患った経験がある武井雅昭区長の強い思いで立案された。「がん患者が、慣れ親しんだ地で可能な限り質の高い生活を送れるようにしたい」と語る。

 旧国立保健医療科学院(白金台四)の建物を活用し、医師や看護師、社会福祉士らが相談に応じる。がん治療に伴う脱毛や手術痕をカバーするウィッグ(付け毛)などの購入費も助成する(三百八万円)。

 また、二〇一五年の合計特殊出生率が二十三区で最高の一・四四となったことを受け、待機児童対策を加速させる。三カ所に私立保育施設を誘致、二カ所に区立保育施設を新設し、従業員宿舎の借り上げ支援などと合わせ二十億六千八百四十五万円を充てる。

 一般会計は過去最大の一千六百六十一億五千万円。震災復興基金(五百億円)設立のため財政調整基金などから三百八十億円を一時的に繰り入れたため、大きく膨らんだ。 (梅村武史)

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